脇スプレーを掃除のおばちゃんに勝手に使われた翌日、朝から風呂にでも入るか!とバスルームのドアを開けると!バスタブに汚い水がいっぱい!何だろう?って故障だよね!すぐに電話しようと思ったら、私の部屋の前で私と同じ匂いの彼女の声がしたので、彼女に声をかけ「Bath is broken!」と伝え、確認をしてもらうと「風呂に入ったのか?」と聞くので「No!」と伝え、フロントに連絡しておいてと頼んだ。大体フツーに風呂に入ったってこんなに汚い水は溜まってないよ。
しばらくすると、フロントのおっちゃんが来て、また「風呂に入ったのか?」って。入ってないよ!しつこいなー。おっちゃんいろいろやってたけど直らず、部屋を替わることになった。今度の部屋はコネクティングルームで、隣の部屋まで薄いドア一枚。なんだか怖いので、頑張ってタンスをドアの前まで運び、タンスの上にトランクを置いてなんとなくバリケードもどきを作成!そしてまた快適な部屋作り!
アメリカは乾燥がひどく、その上すごい暖房で部屋はカラカラ。タオルをぬらして干したり、コップに水を汲んでいろんなところに置いたり、着替えをタンスにしまいと意外とやることがあるので、本当は部屋をころころ変えるのは嫌い!でも、お風呂が壊れてちゃー仕方が無い。
次の日、友人にレンタカー屋へ連れてってもらい、へぼへぼな安い車を借りました。レンタカー屋は「なんでこんな季節に来るんだ!春とか秋とかのいい季節に来たほうがいい!」とか言ってました、いつ来たって私の勝手だろう!と思ったので「フーン!」と日本語で言ってやった!
車でホテルに戻るとなんだか若い子が多い!何だろう?と思ったら、近所の高校の寮が火事になってしまい、一番近いこのホテルの空き部屋を高校サイドが借りたらしい。すごい高校生が沢山いる!って言うかデカ!!大男多し。なんと私の隣の部屋も男子高校生のようで、野太い声が聞こえる。
夜になり外は雪が降り出し寒そう、しかし隣の部屋の高校生は大騒ぎ!しかも女の子の声もする!ナニやってんだ!?時々コネクティングのドアもノックしてくるしウザイ!無視して寝てやろうかと思ったら、隣からたばこじゃーない臭いがしてきた、なにーこわーい!なにやってんの?フロントには再三隣がうるさいと伝えてあるしとも思ったけど、英語に堪能な友達にいい加減怖いから警察呼んでもらい、警官が2度来て、注意してくれてやっと静かになった。
しばらくして今度は廊下側のドアがノックされ、ドアの穴から確認すると180cm以上はあるような厳つい高校生が2人私の部屋のドアの前にいる。なにーーー。うわーん!警察呼んで、ごめんなさーい!と思ってたら、「ごめんなさい!」を言いに来ただけだった。よかった!隣に「OK!」とだけ言って、もう夜中の2時過ぎだしさぁー寝ようと思ったら、今度は外の駐車場で雪合戦が始まり。結局4時近くまで騒いでたよ。どこの国も、高校生ってホントに元気だよね。
この日はあんまり寝てないのに友人から朝8時ごろ電話があった。今日は雪がすごいから、自分は子供を学校に送っていくので、旦那を会社まで乗せてってくれと言ってきた。レンタカーは有るけど雪道の運転は自信ないのにー。でもお世話になってるので仕方ない・・・。送っていくか!
駐車場に行くと除雪車が雪をどけていたんだけど、私の車の後ろには大量の雪が積んである!!しかたがないからフロントで雪かき用のスコップを借り、時間も無いのに汗だくになりながら、雪をどけてたら、フロントのおっちゃんも手伝ってくれ、やっと車に乗り込めた。フロントガラスの雪をどけようと思いワイパーをまわして・・・って雪の重みで動かない!!仕方ないからルームキーのカードで雪を落とし、ウォッシャー液で氷をどけてってこれも動かない!急いで部屋へ戻りコップいっぱいのお湯を持ってきてかけ、急いでしゅっぱーつ!
しかし路面はすごい雪、友人宅へは丘を2つくらい越えないと着かない。でもここで事故は起こせない!ノロノロ運転して丘を1つ越えた時点でふとバックミラーを見ると、すごーい渋滞、原因は私のノロノロ運転、クラクション1つ鳴らさない多くの人々、アメリカ人結構いいじゃん!普段なら15分くらいの道を30分近くかけて運転し、友人の旦那を無事会社まで送ってった。でも旦那さんの会社って友人宅から歩いても10分かかんない距離だったよ。
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